プロミスから借りるとやばい理由をご存知ですか?大手消費者金融の一つであるプロミスは、手軽にお金を借りられる反面、多くの危険性も孕んでいます。
本記事では、プロミスで借金をすることのリスクや注意点を解説し、借金地獄に陥らないための知識をご紹介します。
プロミスから借りるとなぜやばいのか?
プロミスでお金を借りることがやばい、と言われるのは、事実ではなく誤認していることも多いんです。
以下で、事実をはっきりさせ、誤ったイメージを解消していきましょう。
高金利で借金が雪だるま式に膨らむ
プロミスから借りるとやばい最大の理由は、高金利にあります。プロミスの金利は4.5%~17.8%です。
仮に10万円を年率17.8%で借り入れ、毎月5千円ずつ返済した場合、完済までに24ヶ月かかり、その間の利息は約19,490円にもなります。プロミスのような高金利で借金をすると、気づかぬうちに借金が雪だるま式に膨らんでいきます。
住宅ローンや自動車ローンなどの目的別ローンでは、金利が一桁台であることも多く、このことからプロミスなどの消費者金融で借りるのがやばいと言われる理由です。
厳しい取立てを受けると思われている
プロミスで借金をして返済が滞ると、厳しい取立てを受けるとイメージしている人も多いはず。
しかし、貸金業法第21条では、以下のように取立てに対して規制されています。
貸金業を営む者又は貸金業を営む者の貸付けの契約に基づく債権の取立てについて貸金業を営む者その他の者から委託を受けた者は、貸付けの契約に基づく債権の取立てをするに当たつて、人を威迫し、又は次に掲げる言動その他の人の私生活若しくは業務の平穏を害するような言動をしてはならない。
また、同法では「正当な理由がないのに、社会通念に照らし不適当と認められる時間帯として内閣府令で定める時間帯に、債務者等に電話をかけ、若しくはファクシミリ装置を用いて送信し、又は債務者等の居宅を訪問すること」も禁止しています。
そのため、ドラマや映画で見るような、取立て行為はないと思っていいでしょう。
ただし、返済に遅れたり、連絡がつかなかったりすると、相応の対応がとられることは理解しておいてください。
個人信用情報に傷がつき、他社からの借入れにも影響する
プロミスをはじめとする消費者金融の利用履歴は、個人信用情報機関に登録されます。また、延滞などの返済トラブルがあった場合は、その事故情報も5年以上登録され続けます。
ただし、利用したからといって、それだけで信用情報に傷がつくわけではありません。
もちろん、プロミスでお金を借りても、他社消費者金融や住宅ローンなども利用できます。
個人信用情報に傷がつくのは、延滞など返済トラブルがあった場合であることを理解しておきましょう。
プロミスの危険性を理解した上で借りる方法
プロミスから借りるとやばい理由をご理解いただけたでしょうか。
しかし、どうしてもプロミスから借りる必要があるという人もいるかもしれません。その場合は、以下の点に注意しましょう。
無利息サービスを利用する
プロミスでは、初めて利用する人向けに最大30日間の無利息サービスを提供しています。この無利息期間内に完済すれば、利息を支払う必要はありません。
ただし、無利息で借りられるからと言って、安易な借入れは厳禁です。返済の目途が立っている場合に限り、無利息サービスを利用するようにしましょう。
また、無利息期間を過ぎてしまうと通常金利が適用されるので、その点も注意が必要です。
借入額は必要最小限に抑える
プロミスから借りる際は、本当に必要な金額だけに抑えることが重要です。
10万円の借入れと聞くと少額に感じるかもしれませんが、先ほど説明した通り、金利によって返済総額は跳ね上がります。
安易に借りすぎないよう、借入額は必要最小限にとどめましょう。あくまでも、緊急の支出や一時的な資金不足を補うための手段と考えるべきです。
返済計画を立てて、計画的に返済する
プロミスから借りたお金は、できるだけ早く返済することが大切です。返済計画を立てて、計画通りに返済を進めていきましょう。
返済額が月々の収入から天引きされる「定額自動入金」を利用すると、返済を忘れずに済みます。また、ボーナス時の臨時返済など、工夫次第で計画以上の返済も可能です。
ただし、無理のない返済計画を立てることが重要です。「毎月の返済額が収入の3分の1以上になる」などの場合は、返済が難しくなるサインかもしれません。その場合は、借入額を減らすか、返済期間を延ばすなどの調整が必要です。
無理のない返済計画を立てられるよう、慎重に家計を見直しましょう。
プロミス以外の借入れ先としてのおすすめ
お金を借りる方法は、プロミス以外にも多くあります。
また、プロミスのような消費者金融カードローン以外にも様々な手段があるんです。
銀行カードローン
プロミスと比べると金利が低く、年5%〜14%程度で借入れできるのが銀行カードローンです。審査は厳しめですが、その分安心して借りられます。
また、プロミスのような消費者金融とは異なり、銀行カードローンは総量規制の対象外です。年収の3分の1以上の借入れが可能な場合もあります。
ただし、銀行によって金利や借入限度額、審査基準などが異なるので、よく比較してから申し込むことが大切です。
また、住信SBIネット銀行のレディースローンのように、女性専用のカードローンを提供している銀行もあります。金利が低めに設定されていたり、審査で収入証明書の提出が不要だったりと、女性に優しい条件が揃っています。
クレジットカードのキャッシング
クレジットカードに付帯しているキャッシングサービスも、プロミスよりは低金利であることが多いです。
ただし、返済日は毎月の支払日に固定されているので、計画的な返済が必要不可欠です。
また、クレジットカードのキャッシングは、残高スライド方式による返済になることが一般的です。これは、借入残高に対して一定の割合(通常は5%~10%)の返済を行う方法です。毎月の返済額が少なくなる一方で、返済期間が長期化するため、トータルの支払額が多くなってしまいます。
クレジットカードの支払いを分割払いにする
大きな買い物の支払いをクレジットカードの分割払いにすれば、実質的には低金利の借入れと同じことになります。ただし、支払い期間が長くなるほど手数料は高くなるので、3回払いまでの分割払いがおすすめです。
分割払いのメリットは、月々の支払額が少なくて済むことです。ただし、支払期間が長引くほど、トータルの支払額は増えていきます。返済計画をしっかり立てて、計画的に支払いを終わらせるようにしましょう。
ただし、あくまでもクレジットカードでの支払いは借金です。安易にショッピングをしたり、計画的な返済をしなかったりすると、借金が膨らむ恐れがあります。クレジットカードは借金をするためのツールではないということを肝に銘じておきましょう。
借金地獄に陥ったら
すでにプロミスで借金をしてしまい、やばい借金地獄に陥ってしまった人はどうすればよいのでしょうか。
家計を見直し、浪費を削減する
まずは家計の見直しです。月々の支出を分析し、浪費をなるべく削減しましょう。固定費の見直しも効果的です。
例えば、「外食を減らす」「ジムの解約」「保険の見直し」など、少しずつでも支出を減らしていくことが大切です。浮いたお金は、借金の返済に回しましょう。
「これ以上節約できない」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、工夫次第で意外と節約の余地はあるものです。
現在の支出を細かくチェックし、優先順位をつけて見直していきましょう。
債務整理を弁護士に相談する
どうしても返済が困難な場合は、弁護士に相談して債務整理を検討することをおすすめします。任意整理や個人再生など、状況に合わせて様々な整理方法を選べます。
債務整理をすると、信用情報に傷がつくなどのデメリットもありますが、借金地獄から脱却するためには有効な手段です。弁護士に相談することで、適切な方法を選択することができるでしょう。
債務整理は、決して恥ずかしいことではありません。借金を抱え込んで一人で悩むよりも、専門家に相談して解決策を見出すことが重要です。早めに行動を起こすことで、問題をこじらせずに済むかもしれません。
まとめ
プロミスから借金をすると、高金利による借金の膨張や厳しい取り立て、信用情報の悪化などのやばい事態に陥るリスクがあります。
お金に困っている時ほど、安易にプロミスに手を出すのは危険です。本当に借入れが必要な場合でも、プロミス以外の選択肢を検討したり、返済計画をしっかり立てたりすることが大切です。
また、すでにプロミスで借金をしてしまった人は、家計の見直しや債務整理など、できる対策を講じていきましょう。
借金問題は一人で抱え込まず、早めに専門家に相談することが重要です。弁護士などの専門家は、法的な対処法や債務整理の方法について、適切なアドバイスをしてくれるはずです。
後悔しないためにも、借入れの際は慎重に検討し、返済計画を立てることを忘れないでください。